危篤スルー

危篤スルーストーリー
急な心臓発作を起こして危篤状態となった、病院長の大森昭雄が、病室でぼんやりと意識を取り戻すと、愛人の美人ナースの静香と2人きり。さらに次々と集まってくる、妻の麗子や息子、副院長の鶴田ら同僚たち。「惜しまれて死ぬのなら、死ぬのも怖くない……」と昭雄が思ったのもつかの間、近づいてきた鶴田が「この病院は自分が継いで守って行く」と宣言。すると、「次期院長は息子の俊哉が継ぐ」と食って掛かる麗子。昭雄の病室に集まった人たちは、危篤の昭雄をスルーして、自分のことばかり。そして、危篤で起きることのできない昭雄は、愛人の静香の2股疑惑や、息子が自分を恨んでいたこと、家族や部下の思いもよらぬ本音を聞かされるなど、知りたくなかったことを次々突きつけられていく。さらに、自身の秘密を暴かれてしまったり、誤解されたりと、傷つき、苛立ち、時には胸をうたれながらも、スルーされ続ける。「起きたいのに起きられない!」という昭雄の思いをよそに、それぞれの利害が次々と交錯していく。果たして、危篤の昭雄は何を思いながら最期の時へと向かうのか……。
(wikipediaより)

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