みをつくし料理帖ストーリー
澪が料理人を務める神田・つる家は大繁盛。ある日、店の主人・種市は、新たに少女ふきを雇い入れる。両親を失いつつも、けなげに生きるふきに、澪は自身の境遇を重ね合わせる。同じ頃、人気作者の清右衛門が頻繁に店を訪れ、澪の料理に厳しい評価を下していた。澪はかつて、思いを寄せた小松原を見掛けた侍たちが「土圭の間(とけいのま)」という言葉を口にしていたことを思い出し、その意味を清右衛門に尋ねる。そんな中、澪が新たに考案した料理と同じものが、つる家に先駆けて登龍楼で提供されるという事態が相次ぐ。
みをつくし料理帖 パート1
みをつくし料理帖ストーリー
享和2年(1802年)の水害で両親を亡くし天涯孤独の身となった少女・澪は、大坂随一の名店と謳われる料理屋「天満一兆庵」の女将・芳に助けられ奉公人として勤め始める。やがて天性の味覚を主人の嘉兵衛に見込まれた澪は、厳しい修業に耐え、着実に腕を磨いていくが、隣家からの延焼で店は焼失してしまう。江戸店を任せていた息子の佐兵衛を頼って江戸へ出た3人を待ち受けていたのは、佐兵衛が吉原通いで散財し店を潰し、行方をくらませているという報せだった。
度重なる心労により、嘉兵衛は「天満一兆庵」の再興を澪と芳に託して亡くなってしまう。店の再興と佐兵衛の行方探しを胸に、慣れぬ土地で芳と暮らしながら働き始めた澪は、「祟る」と噂され荒れ果てた小さな稲荷を1人で整えた姿を見込まれ、蕎麦屋「つる家」の主人・種市に店で働かないかと誘われる。
上方との味の違いから、当初は澪の作る料理は評判が良くなかったが、様々な人の助けを得て様々な新しい料理を考案し、「つる家」を江戸で評判の店へと成長させていく。
(Wikipediaより)