命 ～天国のママへ～

泣けました。子供が母親を亡くした喪失感を乗り越えて成長していくのはこういうパターンもあるだろうと思えました。テレビドラマの時間枠の中、多少展開が速すぎるところもあったけど、その点はしかたないでしょうね。
津川雅彦さんが、山奥の林業一筋のおじいさんにしては、洗練されすぎている印象があったのはわたしだけでしょうか。作務衣のような衣装もおしゃれで、髭もよく手入れされていて、隙がなかったですね。
気になったのは、木村多恵さん扮する葉摘の春樹に対するアプローチとエンディング近くでの、夫との再会シーンの後の表情の変化があまりに、安直というか、女性ってあんなに簡単に変われるのかなと、正直、後味の悪さが残りました。
でも、全体にはいいドラマでした。